ふくトピ
【館長だよりvol.10】今宵一献
2021年10月16日(土)
仕事も一段落「今夜あたり打ち上げに一杯」と考える輩は多い事だろう。
特にお酒の好きな御仁にとっては何かと理由をつけて飲みたがる。
「酒は百薬の長」と口に出しても「命を削るカンナ」には耳を傾けないのである。
「泣くも酒、笑うも酒のこの世かな。餅では済まぬ何事も」
日本人は何かにつけて飲む機会が多いようだ。
しかし、どうせ飲むならスマートに、味わって飲んで欲しい。
◆宴会の雰囲気は日本人特有のもの。
背広を脱ぎ、ネクタイをゆるめ、「今夜は無礼講」。盃を交わしながらの乱痴気騒ぎ。
でも上司の「無礼講」には、ご用心、言葉どおりにいかないのが世の常。
◆たまには、孤独を体中に感じて、止まり木でウイスキーなど飲んでみたくもなる。
ウイスキーは決して水で割ったりせず、美しいコハク色を見て、香りを嗅ぐ、口に含みコクと味を楽しむそうだ。
かぐわしい女性でもいれば言うことはない・・・。
◆夏の屋上ビアガーデン。夕暮れに一番星を探しながら涼風にあたりジョッキをあおる。
あのノドごし、こうしてペンを走らせていても、思わずノドが鳴る。
肴は枝豆。下地ができたら、夜の繁華街へいざ出陣。
飲んべえは一軒で済まないのが悪い癖。いわゆる「はしご」。
しかし、困ったものが二日酔い。頭はガンガン目がクラクラ。
酒など二度と飲むか、誰が酒なんぞ発明したのかと思うから身勝手なものだ。
◆長々と思うままの乱文、失礼しました。
館長だよりをやっとのことで書き上げた今、ヤレヤレ肩の荷が降りたようです。
さて、今夜あたり打ち上げにいざ出陣…
あ~あ、こんな日常が早く戻ってきますように。
一人自宅で缶ビールを開ける夜。プシュー。